jewel box

2      苦しみに凍える心をあたたかく癒すガーネット

(マーガレット・F・パワーズの「footprints」より )
 
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、かみさまと二人並んで、砂浜を歩いていた。
 
 
砂の上には、二組のあしあとが残されていた。
一つはわたしの、もう一つはかみさまのだった。
 
 
しかし最後にわたしが振り返って見たら、
あしあとが一組しかないところがあった。
それはわたしの人生で一番つらく、悲しい時だった。
 
 
わたしは悩み、かみさまにたずねた。
  「どうしてわたしの人生の一番つらかったとき、
  もっともあなたを必要としたときに、わたしを見捨てたのですか。」
 
かみさまは、ささやかれた。
  「わたしは、決してお前のそばを離れたりしない。   
  お前が本当に苦しんでいたとき、砂の上にあしあとが一組しかなかったのは、
  わたしはお前を背負って歩いていたからなんだよ。」
 
 
                  
2007/11/08
前のページ 目次 次のページ

戻る

Last updated: 2011/5/24